先日、真夜中の小道を運転中、道路の真ん中をなにやらモゾモゾ動くものが。

一旦停止してよく目をこらしてみると・・・
なんと、ハリネズミ!!



スイスでは秋になると、山や森に棲むシカやリスなどの野生動物が、
冬に備えてエサを探しに、山道や田舎の一般道などに現れることがあるのです。

また、ハリネズミは、お家の庭の木の下などに巣を作っていることもあって、
住宅の道路を普通に歩いていることも!



私たちが近づくと警戒して、鼻をクンクンさせながら草むらの中に姿を消しました。
餌を探してたのでしょうか。


今回は、夜道でスピードを落として走っていたので、幸い早い時点で気づくことができましたが、
この時期は時々、運転中に車に轢かれてしまった野生動物を見かけることがあります。
スピードを出しているときや、後続車があるときは、動物に気が付いても急に止まれなかったのでしょう・・・


毎年、多くのハリネズミが交通事故で命を落としているのを見るに見かね、田舎の自治体には、
9月、10月頃になると、道路に「ハリネズミに注意!」 という看板が立ちます。


(画像参照:http://pro-igel.ch/)


野生動物に対する配慮を感じますね。


秋のスイスをレンタカーで観光される場合は、
ハリネズミやシカなどが、突然道路に出てくることがあるので、気をつけてくださいね。


 

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