海外生活を送る中で大きな楽しみの一つといえば、日本への里帰り✈
日本食やショッピングを堪能したり、マッサージや美容室へ行って日頃の疲れを癒したり・・。
考えるだけでワクワクしてきますよね(*^^*)
ところで、日本までの飛行機はどの 航空会社 を利用していますか?
値段が安ければどこでもいい!という方もいるかもしれませんが、
やはり長旅になるので、乗り換え時間や機内サービスなど、乗り心地を重視したいということもあると思います。
そこでこの記事では、日本への飛行機チケットを取る前にチェック!
チューリッヒ ⇔ 関空の航空会社 のメリットとデメリットを実体験を元に紹介したいと思います。
チューリッヒ ⇔ 関空の航空会社
チューリッヒ ⇔ 関西国際空港は直行便が出ていないので、経由便 を利用することになります。
この記事では、
- エミレーツ航空
- 大韓航空
- ルフトハンザドイツ航空
- KLM オランダ航空
- フィンランド航空
のそれぞれの メリットとデメリット、そして最後に、
私の独断と偏見で、おすすめの航空会社を紹介したいと思います。
航空会社選びの、参考にしてみてくださいね。
※機内設備・サービスなどは、2010 年 ~ 2016 年に利用した実体験を元にしています。
また、飛行時間は、最も乗り換え時間が短いものを紹介しています。( 2016 年 7 月現在 )
エミレーツ航空

経由地 :ドバイ
飛行時間:往路 20 時間 40 分
復路 18 時間 35 分
乗り継ぎ:3 時間 20 分 ~ 3 時間 50 分
メリット
- 帰りが夜便なので、最終日も日本を満喫できる 関空発が 23 時 40 分と夜遅い時間の出発なので、最終日も有意義に過ごせます。
- 機内エンターテイメントが充実 最新のハリウッド映画、ボリウッド、世界中の映画、ドラマなどが日本語吹き替えで見られます。
関空⇔ドバイ間は、日本映画もありますよ。
デメリット
- 所要時間が長い 飛行航路が南回りなので、乗り継ぎ時間を含めると、20 時間以上かかります・・
- 乗り継ぎの待ち時間が長い
ドバイ国際空港での乗り継ぎは、4 時間弱。
空港内は無料で Wifi が使えるので、ネットで時間を過ごすのが苦痛じゃない人や、
「世界一」広い空港でドバイを楽しむ余裕があれば、苦ではないと思います。
大韓航空

経由地 :インチョン
飛行時間:往路 17 時間 30 分
復路 16 時間 20 分
乗り継ぎ:3 時間 15 分 ~ 3 時間 55 分
メリット
- エコノミーでも、座席シートが広め インチョン⇔チューリッヒ間の便は座席が比較的広く作られています。
- 行きは夜便なので、余裕を持って出発できる チューリッヒを出発するのが夜の 21 時 35 分なので、ゆったり余裕を持って出発できます。
身長 180 ㎝ 以上ある私の主人もゆったりと座れました。
デメリット
- 飛行時間が長い エミレーツほどではないにしても、飛行航路がやや南回りなので、飛行機で過ごす時間が長くなります。
- 乗り継ぎ時間が長い インチョン空港での乗り継ぎは、約 4 時間。
空港には、無料 Wifi サービスがあり、ショップやレストランも充実しているので、時間を過ごすには困らないですが、ネットサーフィンや買い物にあまり興味のない人にはしんどいかもしれません。
ルフトハンザドイツ航空

経由地 :フランクフルト
飛行時間:往路 14 時間 10 分
復路 14 時間 35 分
乗り継ぎ:1 時間 30 分 ~ 2 時間 40 分
メリット
- 乗り継ぎ・所要時間が比較的短い 乗り継ぎが、3 時間以内で、スムーズ。
- エコノミーの座席シートが比較的広い 関空⇔フランクフルト間は、座席が比較的広く足元にも充分スペースがあります。
フランクフルトからチューリッヒまでは、約1時間なのであっという間です。
乗り換えはあれど、直行便に近いような感覚です。
長距離便は体も疲れるので、足が伸ばせるのは楽ですよ。
デメリット
- ストライキが多い 私は幸運にも当たったことはありませんが、ヨーロッパ線で一番 ストライキが多い と言われています。
- 座席モニターのパネルの感度が悪い 座席モニターで、映画やドラマ、音楽などを視聴できますが、感度が悪くてボタンを押してから反応するのに時間差があります。
もし当たってしまった場合、飛行機は振り替えてもらえますが、1 日が無駄になりスケジュールが狂ってしまいます・・
よく映画などを見る人には、使いづらいかもしれません。
※飛行機の機種にもよるので、すべての機体でそうとは限りません。
KLM オランダ航空

経由地 :アムステルダム
飛行時間:往路 15 時間 40 分
復路 13 時間 45 分
乗り継ぎ:1 時間 25 分 ~ 2 時間 45 分
メリット
- 乗り継ぎ・所要時間が比較的短い 乗り継ぎが、3 時間以内でスムーズ。
- 機内食がわりと美味しい 関空⇔アムステルダム間は、洋食か和食が選べます。
所要時間も比較的短いので、アジア・中東経由便と比べると体が楽です。
和食は、ホテルオークラ・アムステルダムのプロデュースで、他の航空会社に比べると美味しいです。
デメリット
- エコノミーの座席シートが狭い エコノミークラスの、座席の幅・足元スペースは狭く、足を思いっきり伸ばせません。
- 機内エンターテイメントが少ない 日本語吹き替えや字幕付きの映画はありますが、種類は少ないです。
体の大きい人は、ちょっとしんどいかもしれません。
最新映画・日本映画も少ないので、機内で映画を見るのを楽しみにしているとがっかりするかもしれません。
フィンランド航空

経由地 :ヘルシンキ
飛行時間:往路 14 時間 30 分
復路 15 時間 00 分
乗り継ぎ:1 時間 30 分 ~ 2 時間 45 分
メリット
- 飛行時間が短い 日本・ヨーロッパ間は、通常 10 時間半以上かかります。
- 客室乗務員が親切 フィンランド航空は、アジア路線に力を入れているので、日本 ⇔ ヘルシンキ間は、日本人の客室乗務員が比較的多いです。
- ヘルシンキ空港内の移動が楽 到着・出発ゲートがすべて同じフロアにあるので、移動が楽です。
フィンランド航空は北半球の上部を飛行するので、長くても 10 時間 15 分。
ヨーロッパ線の中で一番短いです。
私の場合、子供連れの時には空席があればそちらに案内してもらえたり、食事を早めに持ってきた方がいいか、確認しにきてくれました。
その点、ショップは他の国際空港に比べると少ないですが、マリメッコやイッタラ、ムーミンなど、フィンランドを代表するショップは、揃っています。
デメリット
- 機内食の量が少ない
関空 ⇔ ヘルシンキ間は和食か洋食かが選べますが、他の航空会社に比べると、量が少な目です。味は普通。
たくさん食べる人には、足りないですね。
ヘルシンキ ⇔ チューリッヒ間は、飲み物のみのサービスで、軽食(サンドイッチ)は有料です。
チューリッヒ ⇔ 関空おすすめの航空会社
以上、5 つの航空会社の飛行時間、サービスや乗り心地をふまえて、私の独断と偏見で、おすすめする航空会社は ズバリ!
フィンランド航空 です。

私は子供を連れて里帰りするので、
- フライト時間が経由便の中で最も短いこと
- 乗り継ぎの待ち時間が短い
- 客室乗務員のサービスの良さ
が、本当にありがたいからです(*^^*)
子供連れで帰国する時には、一度フィンランド航空を利用してみてくださいね。
ただ、一人で里帰りするときは、
飛行時間は長くても、機内エンターテイメントや機内食を堪能したり、
乗り継ぎの空港の雰囲気を味わうことも、楽しみの一つでした。
なのでこの記事を、
あなたの状況や好みに合わせて、航空会社を選ぶ参考にしていただければ幸いです♬
また、今回紹介した航空会社の飛行機で里帰りした方で、
今はこんなサービスがあるよ!とか、こんなところがイマイチだった・・という経験がありましたら、ぜひ下のコメント欄から教えていただけると嬉しいです。