紫キャベツは、スイスでは年間を通してスーパーで手に入りますが、
本来の旬は 秋から冬。
11 月 ~ 2 月になると、
野菜売り場のちょっと目立つコーナーに並べられるので、
目にする機会も多くなりますよね。
ところで、紫キャベツといえば、
その鮮やかな紫色を活かして、薄切りにしてサラダやマリネにしたりと、
生でいただくイメージが強いですが、サラダ以外の料理はご存じですか?
今回は、スイスの家庭料理の一つでもある、
紫キャベツを丸ごと使った、美味しい煮込み料理レシピを紹介したいと思います!
我が家でも、寒くなってくると、スイス人の旦那さんから、
「アレまた作ってよ!」と、
1 週間に 1 度リクエストが入るくらい好評のレシピです♬
ぜひ作ってみてくださいね。
紫キャベツと栗の煮込みのレシピ

材料(4人分)

- 紫キャベツ 1 玉( 約 500g )
- 玉ねぎ 1 玉
- 茹でて皮をむいた栗 100g
- 赤ワイン 250ml
- 野菜ブイヨン 200ml
- バター 大さじ 1
- 塩、こしょう
- 付け合わせ Spätzle 1 袋
もちろん、ふかしたジャガイモやご飯でも美味しいですよ♪
作り方
- 材料を下準備します。
玉ねぎは薄切りに、紫キャベツはスライサーで千切りにして水にさらした後、ざるにあげて水気を切っておきます。 - 中火で熱したお鍋にバターを入れ、玉ねぎをよく炒めます。
- 玉ねぎが色づいてきたら紫キャベツを入れて、全体に火が通るまで木べらで混ぜながら、炒めます。
- 塩をひとつまみ入れてひと混ぜしたら、赤ワインと野菜ブイヨンを入れます。
- 弱火にして、蓋をして約 1 時間煮込みます。
煮込んでいる間に、付け合わせのシュペッツレを、袋の表示時間通りに茹でておきます。 - 汁けがなくなってきたら味見をして、味が足りなければ、塩・こしょうで調整します。
- 栗を入れて全体的に混ぜます。
- お皿に盛りつけて、完成♪
パセリを載せると、彩りがよくなりますよ!








紫キャベツの煮込み料理!美味しくするコツは?
私が、今まで何度も作る中で、分かったことなのですが、一層美味しくなるコツがあります!
そのコツとは・・・
野菜ブイヨンは若干、濃い目に作ること!
野菜ブイヨンは、固形と粉末のどちらを使っても構わないのですが、
箱や袋に書かれている目安よりも、濃い目に作るようにしましょう。
・・というのも、スープなどを作るときと同じ味付けにすると、
紫キャベツから出てくる水分で、味が薄まってしまいます。
濃い目のブイヨンで煮込むことで、
紫キャベツに味がしっかりしみ込んで、とっても美味しくなりますよ👍
さいごに
紫キャベツは、煮込むことでとても柔らかくなってかさもへるので、サラダでいただくよりも、たくさん食べられます。
また、次の日には味がなじんで、さらに美味しくなってます。
紫キャベツのサラダに飽きた時、また、丸ごと1玉を消費したい時にも!
ぜひ、作ってみてくださいね。