紫外線対策が当たり前になった昨今、春になると店頭の目立つところに並び始める日焼け止め製品。

でも、スイスで日焼け止めを買おうとすると、日本の製品で見慣れた「SPF」と「PA」の表記がないので、ちょっと戸惑いますよね。



そこで今回は、LSF、UVA、UVBなど、
見慣れないドイツ語の日焼け止め製品の表示について説明したいと思います。

 

LSF は Lichtschutzfaktor の略で、英語の SPF (Sun Protection Factor)と同じ

日本では、「日焼け止め指数」として、英語の SPF が採用されていますが、
ドイツ語圏の日焼け止めには、ただドイツ語にした時の略語であって、意味は全く同じ。


  • ドイツ語 : LSF (Lichtschutzfaktor)
  • 英語   : SPF (Sun Protection Factor)


つまり、LSF50 と書いてあれば、SPF50 と同じで、
紫外線 B 波の防止効果を表す数値の目安になります。

ちなみに紫外線B波は、
色素沈着や、シミやソバカスの原因になるメラニン色素を作り出す紫外線のことです。




PA (紫外線A波の防止効果) の段階数値はなし! UVA の表示があるかをチェック!

あと、こちらで売られている日焼け止めには、紫外線A波からの防止効果を表す、PA+++ といった数値は使われず、UVA と示されているのみ。 
+ の数での、段階表示はされていません。


基本的に、パッケージに、「UVA + UVB」と書かれていれば、
紫外線A波、紫外線B波の両方から肌を守る成分が入ってますよ、ということを示しています。



ほとんどの日焼け止めには、紫外線A波、B波、両方から守る成分が入っていますが、
念のため購入する前には、「UVA + UVB」と書かれていることを確認してみてくださいね。


さいごに

スイスは標高が高い地域が多く、湿度も低いということもあって、日本と比べると紫外線がかなり強く、油断するとすぐに日焼けしてしまいます。

スイスに来たばかりの頃は、日本で買ってきた日焼け止めを使っていましたが、最近はこちらで手に入るものを使うようになりました。

ドイツやフランスが近いこともあって、オーガニック系や敏感肌用のコスメも充実しているので、色々試してみた後、今はヴェレダとラロッシュポゼの日焼け止めに落ち着いています(^^)♪



あくまで私の感想ですが、乾燥と日差しが強いヨーロッパの環境には、
こちらの日焼け止めを使う方が合っているのかなぁ、という気がしています。

とにもかくにも、お肌の健康のためにも!紫外線対策はしっかりしたいですね!!

 

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